精神疾患でも入れる生命保険をご紹介!通院中の方でもあんしん!

精神疾患でも入れる生命保険をご紹介
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「精神疾患になると、生命保険に加入できない」そんな噂を聞いたことはありませんか?

あるある。会社の先輩が、うつ病で仕事を休職してるから、他人事じゃなくて心配なんだよね。

安心してください。精神疾患の方でも入れる保険はあります

ストレス社会と言われる今、精神疾患は決して他人事ではありません。
厚生労働省の調査によると、2017年時点で、約420万人が精神疾患をわずらっており、その後も増加し続けています。

また、最近では新型コロナウイルスの影響もあり、不安やストレスが増え、うつ病にかかる方が増えています。

精神疾患が悪化した場合入院し治療を行うことになりますが、精神疾患の平均入院日数は平均274日と他の病気に比べて圧倒的に長く、1年のうち半分以上の期間を病院で過ごす可能性があるのです。

そんなに長いの!?入院が長くなると働けないし、入院費用もかかるし、お金が心配よね。

ただでさえ、他人に理解されづらい精神疾患でツライ思いをしているのに、お金の心配までしたくないですよね。

生命保険は、このようなリスクに備えるために存在します。
この記事では、精神疾患の方でも入れる保険の内容や、選ぶ際のポイントをご紹介しています。

この記事を読んで、ぜひ、あなたの心配事を1つ減らしてください。

精神疾患関連の個別記事

目次

精神疾患の方が入れる生命保険・一覧

精神疾患の方でも入れる死亡保険、医療保険、がん保険の一覧です。
引受基準緩和型の生命保険を中心に加入できる可能性のある生命保険は比較的多いので、保険料だけでなく、保障内容も見比べながら選んでいきましょう。

保険種類加入可否
一般の死亡保険△~×
特別条件が付く、もしくは加入できない
一般の医療保険
病名や治療内容により加入できる保険会社あり
引受基準緩和型死亡保険
引受基準緩和型医療保険
がん保険

上記の保険にはそれぞれ、入院や手術をした際に保障される「医療保険」や、死亡や高度障害の際に保障される「死亡保険」があり、必要な保障を準備することが可能です。

また、老後資金の準備ができる「個人年金」は、加入時の健康状態の告知がない商品が多いため、ほとんどの商品で加入することができます。

ただし、同じ貯蓄系商品でも、運用性の高い「変額個人年金」や子どもの学費保険の準備ができる「学資保険」は、精神疾患の既往歴がある方は加入が厳しいことが多いです。

どのような生命保険であれば加入ができて、どのような保険だと加入が難しいのか、それぞれの保険の特徴や告知内容を確認していきましょう。

精神疾患の方でも入れる生命保険①一般の生命保険

精神疾患の方でも入れる生命保険1つ目は、一般の生命保険です。
ここでいう一般の生命保険とは、健康な方が加入できる保険を意味します。

実は、精神疾患になったことがある方でも、一般の生命保険に加入できる可能性はあるのです。

医療保険や死亡保険に加入する際には健康状態などの告知が必要で、告知内容によって加入できるかどうかが決まります
では、加入する際に重要になる「告知事項」を見てみましょう。

一般の生命保険は詳細な治療内容の告知が必要

下記は、一般の生命保険の主な告知内容になります。

一般の生命保険の主な告知内容

  • 3カ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
  • 5年以内に、継続して7日以上の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
  • 5年以内に、入院・手術があるか
  • 5年以内の健康診断や人間ドッグ・がん検診を受けた結果、指摘事項(要再検査・要精密検査・要治療)があるか

基本的には、上記の告知内容に該当しない場合は加入できる可能性が高くなります。

でも、精神疾患で通院しながら投薬治療を受けていたら、告知に該当するんでしょ?

はい。そのため、一般の生命保険に加入できる可能性の高い方は、精神疾患の治療が終わってから5年以上経過している方になります。

じゃあ、私は一般の生命保険は検討できないのか…。

いえいえ。少ないですが、可能性はゼロではありません。

精神疾患の病名や治療内容、検討する保険会社や保険商品によっては加入できる可能性はあります。

精神疾患の方は特定疾病不担保の特別条件が付加されることもある

一般の生命保険は、この記事で紹介する保険の中で最も条件が良いことが特徴です。
同じ保障内容の場合、保険料が最も安く、保障内容の制限もありません。

ただし、一般の生命保険は告知事項が多く治療内容や投薬名などを詳細に記入する必要があるため、手続きに労力がかかります。
また、告知内容によって特別条件が付加されることがあるので、注意が必要です。

特別条件とは、加入者間の公平を保つため、病気や怪我のリスクが高い人へ一定の条件をつけることで、下記のような内容があります。

特別条件の例

  • 保険金・給付金の削減:一定期間もしくは全期間、保険金や給付金が何割か削減される
  • 特別保険料の徴収:保障内容は変わらないけれど、通常の保険料より多い金額を徴収する
  • 特定部位・特定疾病不担保:一定期間もしくは全期間、特定の部位や特定の疾病が不担保になる
  • 特定障害不担保:一定期間もしくは全期間、特定の障害状態が不担保になる

    ※不担保に該当する病気や部位による入院や手術があった場合は、給付金の対象にならないこと

割増保険料や特定疾病不担保の条件がついてしまう場合は、保険料や保障内容を比較して再検討する必要があります

例えば、精神疾患に備えたい方の特別条件が「精神疾患不担保」の場合、保険に加入できたとしても、精神疾患についての保障はされません。
不担保期間は長期間になる場合が多く、最長で終身(一生涯)に渡り不担保の条件が付く可能性もあるのです。

特定疾病不担保

特別条件を承諾できない場合は、次にご紹介する引受基準緩和型生命保険を検討してみましょう。

持病があっても生命保険に加入できる
持病があっても生命保険に加入できる

精神疾患の方でも入れる生命保険②引受基準緩和型生命保険

精神疾患の方でも入れる生命保険2つ目は、引受基準緩和型生命保険です。
引受基準緩和型生命保険は、告知項目が少ない上、加入基準を緩和しているため、持病や傷病歴がある方でも加入しやすい生命保険です。

精神疾患は、病名によっては一般の生命保険の検討が難しいため、最初から引受基準緩和型生命保険を検討した方がいいケースもでてきます。
その代表的な例は「統合失調症」「アルコール依存症」「双極性障害(そううつ)」などです。

ただし、引受基準緩和型生命保険の告知内容は、保険会社や保険商品によって異なるため、自分の病名が告知内容に含まれているからといって諦める必要はありません。

「認知症」「統合失調症」「アルコール依存症」の方でも加入できる引受基準緩和型生命保険もあるので、詳しくは私たちにお問合せください。

引受基準緩和型生命保険の告知は[はい・いいえ]の2択で簡単!

引受基準緩和型生命保険の告知項目は、「はい」「いいえ」の2択で答えられる質問がほとんどです。

今は多くの保険会社が「ノックアウト方式」を採用しているため、加入の可否が判断しやすくなっています。

ノックアウト方式とは
「告知内容に該当しない場合は加入できる!」というわかりやすい方式のこと

告知の内容は保険会社により異なりますが、主な項目は以下の3点です。

引受基準緩和型保険の主な告知内容

  • 最近3カ月以内に、医師から入院や手術をすすめられたことがあるか
  • 過去2年以内に、入院や手術をしたことがあるか
  • 過去5年以内に指定の病気(保険会社により異なる)で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか

過去2年以内の告知や過去5年以内の告知に指定される病気は、以下の内容が多いです。

ジャンル病名
がんがん・白血病・肉腫・悪性リンパ腫など(上皮内新生物を含む場合もある)
肝臓肝硬変など
精神認知症・統合失調症・アルコール依存症など

保険会社指定の病気に精神疾患も含まれているんだね。

告知事項に精神疾患が含まれているからといって、すぐに諦める必要はありません。

引受基準緩和型生命保険の告知内容は、保険会社や保険商品によって異なります。
精神疾患の種類によっては該当しないケースも多く、各商品の告知内容を確認することが重要なのです。

私たちにお問い合わせくだされば、できるだけ加入しやすい生命保険をご紹介いたします。

お問い合わせはコチラ

引受基準緩和型生命保険でも多岐に渡る保障が準備できる

引受基準緩和型生命保険で準備できる保障内容は、死亡保障や入院保障、がんや三大疾病などの大きな病気の保障など、多岐に渡ります。
中でも医療保険は、商品によって保障内容に違いがあります。

引受基準緩和型医療保険の主な保障内容を確認してみましょう。
医療保険の保障内容は、メインの保障となる「主契約」と希望で追加できる「特約」で成り立っています。

■引受基準緩和型医療保険・主契約の保障内容

名称保障内容給付例
入院給付金病気や怪我で入院した場合、入院日数に応じて支払われる例:日額5,000円など
(千円単位で選べる)
手術給付金手術を受けた場合に給付される例:入院中の手術1回につき10万円・日帰り手術1回につき2.5万円など

■引受基準緩和型医療保険・特約の保障内容

名称保障内容給付事例
先進医療特約先進医療による療養を受けたときに給付される例:先進医療療養にかかった同額など
特定疾病一時金特約がん・心疾患・脳血管疾患の3大疾病と診断された場合に一時金が給付される例:それそれ1回につき100万円など
がん特約がんと診断された場合に一時金が給付されたり、入院日額が上乗せされたりする例:がん1回につき100万円・がんで入院した場合に入院日額が5,000円上乗せされるなど
入院一時金特約給付金の対象になる入院をした場合に一時金が給付される例:1回の入院につき5万円など
通院特約退院後(商品によっては入院前も)の通院をした場合に給付される例:1日5,000円など
死亡保障特約死亡した場合に保険金が支払われる例:死亡保険金100万円など
健康祝金特約保険を使わずに健康で過ごした場合に祝金が給付される例:5年ごとに5万円など
女性疾病特約女性特有の疾病による入院をしたときに給付される例:1日5,000円など

こんなにたくさんの保障があると安心できるね。

特約が増えれば増えるほど大きな保障があり安心ではありますが、その分保険料も高くなります。

主契約で足りない保障を特約で補うことが大事ですね。

引受基準緩和型保険は保険料は割高だが持病の悪化は保障される

精神疾患の方にとって、頼もしい見方になってくれる「引受基準緩和型生命保険」。
そんな引受基準緩和型生命保険をより理解できる、メリット・デメリットを確認していきましょう。

メリットデメリット
■告知項目に該当しなければ持病があっても加入できる
■持病も保障の対象になる
■告知が少ないため手続きが簡単
■診断書の提出が不要
■保険料が割高
■加入後の1年間は保障が減額される商品もある
■付加できる特約が少ない

引受基準緩和型保険、最大のメリットは「持病があっても加入できること」や「持病も保障の対象になること」です。
このメリットにより、一般の生命保険で特別条件がついた方のニーズを満たすことも可能です。

また、簡単な告知で加入できるため、医師による診断書の提出も不要になり、面倒な手続きがありません

引受基準緩和型保険のデメリットは、一般の生命保険に比べ保険料が割高なことと、加入後の一定期間は保障が減額される商品もあることです。

最近は支払削減期間の制限を設けない生命保険も多くなりましたが、全ての保険会社ではないのでしっかり確認することが重要です。

精神疾患の方でも入れる生命保険③無告知型保険

精神疾患の方でも入れる生命保険3つ目は、無告知型保険です。
無告知型保険の最大の特徴は、健康状態の告知がないことです。

無告知型保険は、年齢や職業などの条件を満たしていれば加入できる反面、保険料が割高になったり一定期間は保障が削減されたりと、デメリットもあります。
また、無告知といっても、どんな人でも加入できる訳ではありません。

「現在入院中の方」や「入院の予定がある方」などは加入できないことを覚えておきましょう。

メリット・デメリットを考慮すると、生命保険を検討するには【一般の生命保険→引受基準緩和型保険→無告知型保険】で検討することが重要です。

一般緩和無告知のイメージ図

持病があっても入れる生命保険 ムダのない保険選びの原則についてもご覧ください。

精神疾患の方でも入れる生命保険④がん保険

精神疾患の方でも入れる生命保険4つ目は、がん保険です。
がん保険は、「がん」のみを保障の対象としているため、精神疾患があっても加入できる可能性が高いです。

がん保険の告知内容に精神疾患が含まれていることは少ない

がん保険の告知内容は保険会社によって違うため、共通するポイントをご紹介します。

がん保険の告知内容

  • 今までにがん、もしくは、上皮内がんになったことがあるか
  • 3カ月以内に所定の病気(保険会社により異なる)で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
  • 過去2年以内の健康診断で、所定の内容(保険会社により異なる)の再検査等の指摘を受けたことがあるか

告知内容にある「所定の病気」に、精神疾患が含まれているがん保険は非常に少ないです。

そのため、精神疾患を過去に経験した方も通院中の方も、がん保険に加入できる可能性はかなり高いです。

がん保険は「がん」のみを保障する保険

がん保険の特徴は「がん」になった場合の保障が手厚いことです。
下記は、がん保険の主な保障内容です。

名称給付条件給付例
がん診断給付金がんと診断されたとき一時金100万円
がん入院給付金がんの治療のため入院したとき1万円/日
がん手術給付金がんの治療のため、所定の手術や放射線治療を受けたとき20万円/回
がん通院給付金がんの治療のため、通院をしたとき5,000円/日
がん先進医療給付金がんの治療のため、先進医療を受けたとき先進医療にかかる費用全額
がん治療給付金抗がん剤治療や放射線治療を行ったとき
(日帰り含む)
10万円/月
保険料払込免除がんと診断されたら、以降の保険料の払い込みが免除になる     ー

医療保険とはどう違うの?

医療保険は病気や怪我やがんなど幅広く保障しますが、がん保険はがんになった場合のみ保障されます

その分、がんに特化した手厚い保障が受けられるし、保険料も医療保険より割安な傾向があるんですよ。

今は日本人男性の3人に2人、女性の2人に1人は、がんになる時代です。
備えておくに越したことはないでしょう。

精神疾患の方が生命保険を選ぶ際のポイント

精神疾患の方が生命保険を選ぶ際のポイント

現在はたくさんの生命保険が販売されているため、何を基準に生命保険を選んだらよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?

そうなんだよね。選択肢があり過ぎて…。

この章では「精神疾患の方が生命保険を選ぶ際のポイント」をご紹介します。

終身タイプの生命保険を選ぶ

ポイント1つ目は、終身タイプの生命保険を選ぶことです。
生命保険の保険期間は「終身タイプ」と「定期タイプ」の2通りあり、それぞれの特徴は以下の通りです。

保険期間保険料
終身タイプ・一生涯の保障・加入時から一生涯変わらない
・継続年数により、定期タイプより総保険料が安くなることもある
定期タイプ・予め定められた期間
・期間満了後は保険会社が定めた年齢まで更新可能
・加入時や更新時の年齢により保険料は変わる
・更新する度に保険料は上がるため、加入期間によっては終身タイプより総保険料が高くなることもある

なんで終身タイプを選んだ方がいいのかな?

精神疾患は再発の可能性が高く、治療内容によっては再度加入し直すことが困難な場合もあります。

そのため、一生涯の保障が準備できる終身保険がオススメなんです。

精神疾患になったことがある方は、長い期間保障が得られる保険を希望する方が多いのではないでしょうか?

定期タイプでも更新することで長期間の保障を得ることは可能ですが、保険料は更新する度に上がります
また、更新できる年齢は決まっているため、一生涯の保障は準備できません。

その点、終身保険は一生涯の保障が準備でき、保険料も加入時から変わらないことから、長期間、保険を継続するつもりの方にオススメなのです。

通院に対する保障を準備する

ポイント2つ目は、通院に対する保障を準備することです。
精神疾患の場合、入院し退院した後も通院治療を長期間続ける可能性が高いです。

通院に対する保障とは
通院した際に「1日○○円」と定額給付がもらえる保障
「退院後」「入退院前後」など、給付条件は商品によって異なる
退院後「180日以内30日間」という期間が設けられている保険会社が多い

通院に対する保障があると、通院が長期間になっても安心だね。

通院給付金の支払い要件は、商品によって大きく異なるのでしっかり確認することが重要です。

支払削減期間の有無を確認する

ポイント3つ目は、支払削減期間の有無を確認することです。
特に、引受基準緩和型保険と無告知型保険は支払削減期間が設定されている商品が多いので、注意が必要です。

支払削減期間とは
加入後の一定期間、給付金や保険金が削減される期間のこと

引受基準緩和型医療保険の削減期間

例えば、入金給付金1日10,000円の場合、加入後1年間は1日5,000円になります。

最近は支払削減期間の制限を設けない生命保険も多いですが、全ての保険会社ではありませんのでしっかりと確認しておきましょう。

告知内容を確認する

ポイント4つ目は、告知内容を確認することです。
ここまででお伝えしてきた通り、生命保険に加入する際は「告知内容」が重要になります。

特に、引受基準緩和型保険の場合、保険会社によって告知内容は異なります。
「A社では加入できなかったけれどB社では加入できた」ということは多々あるので、今の自分の状況で加入しやすい商品を探しましょう。

告知の内容は保険会社のパンフレットやホームページに記載されていることが多いので、簡単に確認することができますよ。

【一般】【緩和型】【無告知型】生命保険の保険料比較

生命保険の保険料比較

みなさんが生命保険に加入する際に、重視するポイントは何ですか?

やっぱり保障内容と保険料かな。

生命保険は比較的長期間継続することが多いので、保険料は重要なポイントでしょう。
ここでは、ある保険会社を参考に「一般の医療保険」「引受基準緩和型医療保険」「無告知型医療保険」の保険料を比較してご紹介します。

加入条件

  • 終身払い
  • 入院日額:5,000円
  • 手術給付金:入院中10万円(引受基準緩和型・無告知型は5万円)・日帰り2.5万円
  • 先進医療特約付加
保険種類性別30歳40歳50歳
医療保険男性1,376円1,931円2,780円
女性1,498円1,705円2,222円
引受基準緩和型医療保険男性2,919円3,386円4,318円
女性2,910円2,966円3,001円

ちなみに、無告知型保険は10年更新の定期タイプで下記の保険料になります。

40歳50歳60歳
男性5,825円5,470円6,530円
女性4,660円4,960円5,700円

上記の保険料はあくまでも一例なので、詳細を知りたい方はお気軽にご連絡ください。

精神疾患とはどんな病気?

精神疾患と一口に言ってもその症状は様々です。
代表的なものは以下のような病気があります。

代表的な精神障害・行動障害の疾患

  • 神経症・不安神経症・不安障害・パニック障害・自律神経失調症・心身症・アスペルガー症候群・自閉症・広汎性発達障害
  • アルコール依存症・慢性アルコール中毒
  • 認知症・アルツハイマー病
  • うつ病・双極性障害(躁うつ病)・心的外傷後ストレス障害・PTSD
  • 解離性障害・脅迫性障害・睡眠障害・摂食障害・適応障害・陶業失調症・てんかん など

精神疾患で入院した場合の平均日数と再入院率

精神疾患で入院した場合の滞在日数は、他の病気と比べると比較的長期間になる傾向があります。

平成30年に厚生労働省「最近の精神保健医療福祉施策の動向について」によると、精神疾患で入院した方の平均日数は、274.7日
1年間のうち75%を病院で過ごす方が多いのです。

精神疾患入院日数

また、下記のように再入院率も非常に高く、退院後1年以内に再入院する確率は37%になります。

精神疾患再入院率

上記のデータから、以下のことがわかります

  • 精神疾患で入院すると長期間になる可能性が高い
  • 入院している間は仕事ができないため、収入が減る可能性がある
  • 退院後も定期的に通院が必要
  • 精神疾患は再発の可能性が高い

これらのリスクを考えると、精神疾患の方は早い段階で生命保険に加入する必要性が高いことがわかるのではないでしょうか?

精神疾患の方が使える公的制度

精神疾患の方が使える公的制度

最後に、精神疾患の方が使える公的制度を確認しておきましょう。

自立支援医療制度

自立支援医療制度とは、心身の障害が理由で治療した医療費の自己負担額を軽減する制度で、精神疾患も対象になります。
医療費の自己負担額が原則1割になる上、世帯所得が一定金額以内であれば自己負担額の上限が設けられます

精神疾患は長期的な治療になることも多いので、自立支援医療制度は積極的に利用しましょう。

手続きは、市区町村の障害福祉課などで可能です。
詳しくは、厚生労働省HP自立支援医療制度の概要の概要でご確認ください。

傷病手当金

傷病手当金は、怪我や病気で働けない間の収入を一定額保障してくれる制度です。
連続して3日以上休んだあと、4日目以降の休んだ日に対して支給され、職場復帰するまで最長1年6ヶ月まで支給されます。

ただし有給休暇等で給与が支払われている日はカウントしません。
また、支給開始から1年6ヶ月を超えた場合は、仕事に復帰できなくても傷病手当金はそれ以降支給されないので、覚えておきましょう。

傷病手当金は、雇用保険に加入している方が対象のため、自営業や個人事業主の方は対象外になります。

生活保護制度

生活保護制度とは、働くことができない人や極端に収入の少ない人のために、生活に困窮しない程度の保障をしてくれる制度です。

困窮の程度により生活費を支給してもらえ、給付条件には精神疾患で仕事ができなくなった人も含まれます。
また、精神疾患で生活保護制度を利用する場合は、障害年金の受給を受けることも可能です。

詳しくは、厚生労働省HP生活保護制度をご確認ください。

障害年金

障害年金制度とは、病気や怪我などにより日常生活が制限されるようになった場合に、もらうことのできる年金のことです。

障害が発生するまでの間に国民年金に加入していた方は「障害基礎年金」が、厚生年金に加入していた方は「障害厚生年金」が受け取れます。

通常の年金と違い、20歳以降で条件に該当する方なら年金を受け取ることができ、障害の程度により1級~3級に認定され、受け取れる年金額が決定します。

詳しくは、日本年金機構のホームページでご確認ください。

障害手帳を持っている方や障害年金を受給されている方でも生命保険のご検討は可能なので、安心してくださいね。

精神疾患でも加入しやすい生命保険をご紹介!まとめ

この記事では、精神疾患と生命保険についてご紹介してきました。
最後に大事なポイントをおさらいしておきましょう。

この記事のまとめ
  1. 精神疾患の方でも入れる保険には「一般の生命保険」「引受基準緩和型保険」「無選択保険」「がん保険」などがある
  2. 精神疾患の治療が終わってから5年以上経過している場合や、病名・治療内容によっては、一般の生命保険に加入できる可能性がある
  3. 現在通院中の方や、精神疾患で入院し退院してから2年以上経過している場合は、引受基準緩和型保険がオススメ
  4. 引受基準緩和型保険は、加入後に精神疾患が悪化した場合も保障される
  5. 病名や治療内容によっては、引受基準緩和型生命保険から検討することがオススメ
  6. 精神疾患は入院が長期化する可能性が高く、再発の可能性も高いため、生命保険でリスクに備えることが重要

周囲の人からは気づかれづらいため、理解されにくい精神疾患。
自身や家族が精神疾患になった場合、大きな不安に襲われることも多いでしょう。

その不安を少しでも解消するために生命保険は存在します。
そして、保険選びに迷ったときには、弊社にご相談ください。

持病や既往歴がある方の保険加入実績が多数ある弊社では、経験豊富なプランナーがお客様の状況に合わせたプランを提案いたします。
お電話やオンラインでの問い合わせだけでも大歓迎です。

精神疾患でも入れる生命保険をご紹介

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