マンション総合保険の見直しをするときに知っておきたい3つのポイント

こんにちは。保険相談ラボ編集部です。

弊社にはマンション管理組合の理事さんから、このようなお問い合わせが非常に多く寄せられています。

マンション総合保険の加入の窓口となっている管理会社から、満期の連絡があり

更新後の保険料が今までの2倍となります!と、言われてしまいました。

何で急に保険料が倍になってしまうのでしょうか?

保険代理店から、マンション総合保険の満期のお知らせが届き

保険料が3倍になると記載されています。

もっと安くすることはできないでしょうか?

マンション管理組合さんから頂くお問い合わせのほとんどは、更新後の保険料が高すぎるので、何とか保険料を安くできないかというご相談です。

マンション総合保険は、マンション共用部分を補償する保険となり、火災や自然災害、給排水管からの漏水事故など、マンション生活における、さまざまなリスクを補償できる保険です。

補償範囲は、当然幅広い方が良いのですが、マンション管理組合が居住者から徴収している管理費が保険料の財源となるため、ムダな補償は付けられないし、一方で補償にモレがあると、保険は使えず、修繕積立金から負担する必要があるなど、補償内容は慎重に決めることが求められます。

マンション管理組合の役員・理事の方にとっては、輪番制で回ってきたタイミングで、初めてマンション総合保険を検討することもあるので、非常に悩ましいことだと思います。

またマンション総合保険を始めとする「火災保険」は、昨年2019年10月に掛金が値上げとなる改定があり、さらに2021年1月にも再度、掛金が値上げとなる改定が予定されています

管理組合にとって、明らかに負担が増えるため、「今まで通りの内容で継続」とはいかず、みなさん困っているようです。

今回は、マンション管理組合の理事さん、役員さんが、マンション総合保険の見直しをするときに知っておきたい3つのポイントをまとめました。
保険の見直しの参考にしていただければと思います。

補償内容の詳細については他のページでもご紹介していますので、ここではマンション総合保険を見直すときに、どんな点に注意したらよいかという全体像をご紹介します。

保険料削減のポイントにもつながるので、ぜひ参考にしてください。

保険料の値上がりで困っているから、とにかく早く相談したい! という方は、このページの一番下にある『マンション総合保険のご相談はこちら』という黄色いボタンをクリックし、問い合わせフォームかフリーダイヤルでご相談ください。

マンション総合保険の見直しポイント①-補償内容の適正化

マンション総合保険の見直しポイント①-補償内容の適正化

まず確認しなければならないのは、そのマンションにとってどのような補償内容が必要かということです。

火災保険やマンション総合保険などの損害保険の契約や見直しのときには、管理会社や保険代理店からの
「補償がこんなに充実しているのでオススメです!」
「このプランこそ、掛金が一番安い保険です!」
といった言葉に気をひかれます。

しかし、マンション総合保険でいちばん重要なのは、「そのマンション管理組合にとってのリスクをカバーできる補償内容になっているか?」というところにあります。

特に掛金を抑えようと、その安さだけに気を取られていると、補償範囲が狭くなり実際に被災したときに十分な補償を受けられなかったり、そもそも補償の対象外になってしまう可能性も出てきます。

いくら掛金の安い保険に加入できても、十分な補償を受けられなければ、マンション管理組合の修繕積立金から修理費用を負担することになり、結果、余計にお金がかかってしまった、なんてことになりかねません。

マンションで被害が発生した時には、しっかり補償される保険に入っておきたいですよね。

必要な補償の調べ方

水災の補償をかけているけど、「今までに洪水や大雨などの水害には見舞われたことはない」ということになると掛金がムダに思えてきてしまいます。

災害はいつ起きるかわからないとはいえ、何年も被害がないと保険をかけている意味がよくわからなくなりますよね。

そういった補償の漏れや掛金のムダを少しでも抑えるためには、最初のステップとして、自分のマンションには、どのような補償が必要かを確認することから始めます。

どのような補償が必要なのかを知る、一つの基準として、国土交通省が作成しているハザードマップの活用をオススメします。

ハザードマップの確認

国土交通省や各自治体のホームページには、ハザードマップが掲載されており、災害発生時にどれくらいの被害が起きるのかを調べることができます。


ハザードマップポータルサイトから場所を入力して、各自治体のハザードマップのホームページを確認することもできます。

ハザードマップは、5つの防災マップから成り立っています。

  • 風水害に備える 洪水ハザードマップ
  • 火山・噴火に備える 火山防災マップ
  • 地震災害に備える 地震防災マップ
  • 液状化災害に備える 液状化被害想定図
  • 津波・高潮に備える 津波災害予測図

自治体の地域性によって、用意している防災マップが異なっているため、必ずしもすべての防災マップが用意されている訳ではありません。

ハザードマップからは
■標高が低いから、水没しやすく洪水のときには何mくらいの浸水が見込まれる
■洪水の浸水はなさそうだが、土砂災害の可能性はありそうだ
■活断層が近いから、地震の被害を受けやすい。震度6弱以上の地震が30年内に何%の確率で起きる
といった情報を得られます。

水害ハザードマップ

たとえば、マンションのある地域が1m以上の浸水が見込まれる場合、建物の1階部分が床上浸水する危険性があると推測できます。
浸水してしまった場合には、

  • 共用部分の床や壁が泥水で汚れる
  • 共用部分のソファなどの設備が破損する
  • 地下に配電盤があり、電気設備が使えなくなる

などの被害が想定され、クリーニング費用や修理・再購入費が発生します。

一方、マンションのある地域の、浸水想定が0.5m以下であれば、床上浸水することはないだろうと考えられるケースもあります。

マンション総合保険では、水災補償はすべての保険会社でオプションの取り扱いとなっています。
水災補償を付帯するかどうかを検討する際には、マンションのある地域のハザードマップを確認し、浸水が想定される地域か、浸水継続時間がどれくらいかなどを確認することで、より具体的な判断ができるようになります。

自治体によって水害のハザードマップも、洪水だけではなく、内水氾濫や土砂災害、高潮のハザードマップも作られているので、すべてチェックするようにしてください。

また保険とは関係ありませんが、ご自身やご家族の身を守るためにも、家族が避難する場所を改めて確認しておきましょう。

自然災害以外の補償見直し

自然災害以外の部分の補償を考える際には、マンションの内部環境やその他の状況を考慮する必要もあるかと思います。

たとえば冬の寒さが厳しい地域では、給排水管が破裂するなどの事故が起きやすいと想定されます。

そのような地域に建っているマンションであれば、水濡れ補償や個人賠償責任保険、水濡れ原因調査費用特約の付帯を検討したほうがよいと言えます。

また居住者の中に小さなお子さんがいる世帯が多い場合は、遊んでいるときにエントランスのソファーなど、マンション共用設備を傷つけてしまうこともあるかと思います。

そのような場合には、原因が判断できない場合でも補償を受けられるように、破損の補償と個人賠償責任補償を付帯しておくべきです。

また盗難が多い地域であれば、もちろん盗難補償の付帯がおすすめです。

起きやすい災害に関しては、契約している火災保険の内容で補償されるかしっかり確認をすることが必要です。

マンション総合保険の見直しポイント②-割引・保険会社による違い

マンション総合保険の見直しポイント②-割引・保険会社による違い

マンション総合保険は、保険会社に独自の割引制度があったり、保険会社ごとに掛金自体が異なったりします。

現在のマンション総合保険は過去約2年間の事故の件数によって、割引が適用される仕組みになっています。
例えば、無事故の場合、57%の割引が適用できる保険会社もあり、これが適用できれば、大幅に保険料を削減することができます。

事故件数による割引は、ほとんどの保険会社で採用されているのですが、割引率や事故件数をカウントする期間が保険会社ごとに異なっており、A保険会社では事故1件でも、B保険会社では事故0件となり、B社の方が大幅に保険料が安くなるということがあります。

また、マンション管理士がマンションのメンテナンス状況を診断して、その診断結果に応じて、保険料を決定する保険会社もあり、どの保険会社が最も保険料が安くなるかは、一概には言えません。

また保険会社による補償内容の違いにも注意が必要です。

水災が補償の対象となっていても、A保険会社の補償では、実際の損害額の30%を支払う、縮小払方式を採用しているケースもあります。
B社では、縮小せずに実際の被害額を補償する保険を用意している保険会社もあります。

複数の保険会社に問い合わせてみると、補償内容や掛金の見比べもできます。

1つの保険代理店が複数の保険会社を取り扱っていることもありますので、その場合はその代理店で見積もりから見比べまで依頼することができます。

保険相談ラボでも、複数の保険会社を取り扱っているので、複数の保険会社の中からより合理的な保険を選んでいただいています。

マンション総合保険の見直しポイント③-契約条件

マンション総合保険の見直しポイント③-契約条件

多くの場合、マンション総合保険は1年~5年の期間で契約します。

1年で契約するよりは、長期間の契約にすることで掛金は割安になります。

また長期間で契約するメリットとして、掛金が値上がりしても契約期間中は影響を受けません。

契約期間はできる限り長い方がおすすめです。

また掛金の払込方法として、一括払いと分割払いがありますが、分割払いにした場合は分割割増がつくため、合計保険料(掛金)が高くなります。

払込方法は、一括払いがおすすめですが、一括払いの場合は他の保険会社に切り替えるときなど、解約を考えたときに注意が必要です。

解約の際には掛金が返還されますが、保険会社の手数料が引かれるため、払い済みの掛金がそのまま戻ってくるわけではないからです。

補償内容の見直しは基本的にいつでもできます

マンション総合保険の契約は、最大で5年間の長期契約を結ぶことができます。

長期間の契約を結んでも、契約期間の途中で補償内容を変更したり、別の保険会社に切り替えることも可能です。

ただし、「火災保険が使えそうな事故が起きたので、昨日から内容を変えてほしい」といったことは流石にできません。

日にちをさかのぼっての変更はできませんが、当日以降の変更はいつでも可能です。

また解約の場合は、いつ解約すれば一番損をしないか、保険が無効となる期間が生じないかなどを確認する必要があります。

今契約している代理店が他の保険会社を扱っているなら、その代理店の方にお願いすれば良いですが、他の代理店に切り替える場合は双方の案内をよく聞いて慎重に行う必要があります。

マンション総合保険の見直しをする際は十分な時間を

理事長や管理組合の役員になった方でなければ、マンション総合保険の内容がどうなっているのか気にすることもないでしょう。

しかし、マンション総合保険の補償内容がどうなっているか確認することはとても重要です。

実際に保険対象の事故が発生した場合は、共用部分の保険対応を管理組合が行うことになるので、保険の内容についてはあらかじめ理解しておくことも必要です。

保険の対象だと思っていたものが、契約時に外してしまっていて補償を受けられなかった、という保険のモレは一番悲しいです。

逆に、いらない補償なのにずっと付けていたという場合は、ムダな掛金を支払っていることになります。

もし、提案されている保険会社以外を検討したことがなければ、同じ内容の保険を安く契約する機会を逃していることになります。

保険のモレや掛金のムダを無くすためには、1年に1度保険についての勉強会を開くといった、定期的なマンション総合保険の見直しをおすすめします。

その際には、マンション総合保険に詳しい人も同席してもらえるよう保険代理店にお願いし、しっかりと時間を取りましょう。

個人の住宅用の火災保険と違い、十分な時間を取らないと、マンション総合保険の案内も十分に聞けず、気になるところを相談できない可能性があります。

また、できればマンション総合保険の検討は、満期(更新時期)の2ヶ月前くらいには始めましょう。

保険の割引を適用するためにマンション管理の実態調査をする期間や、契約の内容について協議するための時間が必要になることもあるので、2週間前や1ヶ月前からの検討ではせっかくのチャンスを逃す可能性があります。

マンション総合保険 見直しの3つのポイント まとめ

今回は、マンション総合保険を見直す際の3つのポイントをご紹介しました。

  1. 補償内容の適正化
  2. 補償内容が希望にあっているか、実態にあっているかの確認が必要です。
    ただし、安易な補償内容の削減は、いざというときに保険金が受け取れない事態におちいります。

  3. 割引・保険会社による違い
  4. 補償内容を無理に削減するよりも、保険会社を変えちゃったほうが、掛金を安く抑えることができたりします。
    複数の保険会社を検討することが重要です。

  5. 契約条件
  6. 同じ保険会社で同じ補償内容でも、契約条件の違いで掛金が変わります。
    掛金を抑えるには、長期契約の一括払いが一番オトクでした。

この3つのポイントをおさえた上で、早めの行動ができれば、納得のいく保険契約ができると思います。

マンション総合保険の切替時期ギリギリで保険相談ラボにご連絡いただくケースもありますが、そのタイミングでは割引の適用に時間のかかる保険会社は選択肢から外れてしまいます。
その保険会社が一番良い割引を適用できるケースも多いので、非常にもったいないです。

マンション総合保険は、マンションの資産価値に直結するものだと思います。
ご連絡はお早めにお願いします。

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 マンション総合保険のお悩み、ご相談下さい。

マンション総合保険のこのようなことでお悩みではありませんか?

 
  • マンション総合保険の保険料が高い
  • 積立金不足があるので、保険料を節約したい
  • 現在保険を加入している管理会社では不安がある
  • どんなマンション総合保険に加入すればいいのか分からない
 
もしも、マンション総合保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談下さい。
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