持病があっても入れる保険 糖尿病の方が注意すべきポイント

糖尿病、耐糖性異常、境界型糖尿病は、なかなか治りにくい病気の一つです。

そのため、生命保険に加入したくても、一般的な生命保険は断られてしまうこともあります。
しかし諦めないでください!

糖尿病でも加入できる可能性のある生命保険はあるのです。

今回は糖尿病の方が生命保険を検討するときの考え方やポイントについてご紹介しますので、生命保険加入の参考になさってください。

糖尿病でも入れる可能性のある生命保険とは

生命保険には、健康状態によって複数の種類の保険があります。

  1. 一般の生命保険
  2. 引受基準緩和型生命保険
  3. 無告知型生命保険

それぞれの内容はこのあと解説しますが、一般の生命保険が最も保険料が割安で、保障のバリエーションも多いです。

一方、無告知型生命保険は、健康状態の告知などがないため、保険に加入しやすいのですが、保険料が割高です。

保険を検討する場合には、一般の生命保険、引受基準緩和型生命保険、無告知型生命保険の順番で検討するようにしましょう。

また場合によっては、保険料の割増、保険金の削減、特定疾病・部位の不担保など、特別な条件を承諾すれば、加入できるというケースもあります。

こちらの記事に詳細を掲載しているので、ご確認ください。

【2021年版】持病があっても入れる死亡保険の選び方!5つのステップをご紹介!

【2021年版】持病があっても入れる医療保険の比較!実は保障範囲が幅広い!

一般の生命保険

糖尿病だからといって、絶対に一般の生命保険に加入できない訳ではありません。
ただし、そのハードルは高めであることも事実です。
保険会社によっては、糖尿病=一般の生命保険には加入できないという会社も存在します。

一方、加入の見込みがある会社でも、以下にあるような治療状況を確認し、最終的に加入できるかどうかを決定しています。

  • インシュリン治療の有無
  • 合併症の有無
  • 内服治療の有無
  • 直近のHbA1c
  • 空腹時血糖(FBS)の数値
  • 糖尿病の発症年齢
  • 他疾患の有無

例えば、手術がなく、治療期間が短い場合には、経過期間やHbA1cの数値次第では、一般の生命保険に加入できることもあります。

引受基準緩和型生命保険

現在は糖尿病を患っていても、加入できる可能性のある生命保険が豊富にあります。

これまでは健康状態に問題があると生命保険に加入しにくかったのですが、2005年に住友生命が通常の保険に加入できない人のための引受基準緩和型生命保険を発売してから瞬く間に日本中に広まりました。

引受基準緩和型生命保険とは、健康上の問題から一般の生命保険に加入できない人が、簡単な告知だけで加入できる保険です。
告知項目は各社異なりますが、だいたい2~5項目に設定されています。

通常の生命保険と比べて加入しやすいのがメリットですが、保険料が割高となったり、保険金が支払われない期間が設定されていることがデメリットです。

無選択型生命保険

無選択型生命保険は、医師の審査や健康状態に関する告知項目がない生命保険です。
病歴や年齢により生命保険に加入できない人が対象です。

引受基準緩和型生命保険よりもさらに加入しやすい保険ですが、保険料は高く、支払われる保険金や給付金は低額になります。

免責事由(保険金を支払わないケース)の範囲も格段に広いので、契約前に内容の確認が必要です。

糖尿病はどんな病気?

糖尿病とは、血液中の血糖値が慢性的に高くなる疾患です。
大きく1型と2型に分けられており、1型は膵臓の障害によるものです。対して2型は運動不足やストレス、遺伝などの理由で発症します。

糖尿病は網膜症・腎症・神経障害の三大合併症や動脈硬化を伴うこともある大変危険な病気です。しかも一度発症すると完治することはありません。
一生つきあっていかなければならない疾患なのです。

糖尿病の症状

1型糖尿病の場合、症状が突然現れます。
喉が乾くのに、トイレにも頻繁にいくようになります。急激に体重が減少しますし、疲れやすくなります。

1型糖尿病は前触れなく突然誰にでも襲いかかる可能性がありますので、年齢や体調に関わらず注意すべき疾患です。

2型糖尿病の初期段階では自覚がないことが多く、初期段階で糖尿病を発見できることは極めて稀です。
疲労感が取れなくなったり、手足がチクチクしたりします。目がかすんで見にくくなったり、空腹感や喉の渇きがひどくなったりします。
2型糖尿病は運動不足であったり太り過ぎの人に起こりやすいことがわかっています。

もし「糖尿病かな?」と思う節があれば、早めに病院で診察を受けてください。

糖尿病が悪化すると

糖尿病が悪化して慢性化すると、下記のような合併症を引き起こす可能性があります。

  • 糖尿病網膜症:目の奥で出血したり視力が低下したりする
  • 糖尿病腎症:腎臓の血管が破壊されて腎不全となる
  • 神経障害:手足のしびれや不整脈、顔面神経麻痺など

糖尿病の治療費

糖尿病を患う人は、ほかの危険因子をはらんでいたり、合併症があったりとひとりひとりの症状が大きく異なります。
そのため医療費もかなり上下します。

医療経済研究機構の政府管掌健康保険における医療費等に関する調査研究報告書によると、糖尿病の合併症のない患者の平均医療費は約25万円。
対して合併症患者の一人当たりの平均医療費は約36万円という結果でした。

この金額は平成15年のものであり、令和2年現在ではさらに高額になっていると考えられます。

糖尿病患者が生命保険に加入するとき注意すべきこと

生命保険に申し込む際、人気の保険だから、CMで流れているからと安易に加入してしまうのはオススメしません。

最低でも下記2点についてじっくり検討してくださいね。

告知項目

告知項目とは、生命保険を契約するにあたって告知義務の対象になる事項をまとめたものです。
内容としては、

  1. 現在の健康状態
  2. 職歴
  3. 過去の病歴

などです。

告知項目にウソの記入をしたり、告知すべきことを隠していたりすると「告知義務違反」となります。

「告知義務違反」が明るみに出ると、保険契約が解除されるだけでなく、保険金を受け取ることができなかったり、今まで支払った保険料が返還されない可能性もあります。

万が一の場合に保険金が支払われず苦しい状況になってしまうことを避けるため、契約前の告知書への記入は正確に行いましょう。

もし保険契約を締結してから告知をし忘れていたことを思い出した場合は、後からでも告知が可能です。
契約した担当者や生命保険会社に連絡してください。

支払削減期間

通常の生命保険では、契約したその日から保障がはじまり、怪我や病気をすれば保険金などが支払われます。

しかし引受基準型緩和生命保険や無選択生命保険では、「契約日以降○日間は、保障金額を削減します」「契約日以降○日間は保障を行わない」という制限が課せられていることがあります。

たとえば、契約後1年間は支払う保険金が50%に削減され、5年目でようやく80%になる、という生命保険もあります。

また先進医療給付金のみ50%に減額される保険もあります。

削減される期間と内容は、各保険会社によって異なります。
最近は支払削減期間の制限を設けない生命保険も出てきましたが、全ての保険会社ではありませんのでしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

糖尿病でも入れる生命保険についてまとめました。
糖尿病を患っていても、生命保険に入れる可能性はあります。

まず一般的な生命保険に加入できないか確認していただいたあとに、引受基準緩和型保険や無選択型生命保険への加入を検討してください。

糖尿病は一生付き合っていかなければならない厄介な病気です。
糖尿病が合併症を引き起こす可能性も高いため、入院などの治療費に不安を感じておられる人は、少し保険料が上がったとしても保険に加入しておくことをオススメします。

なお糖尿病やそのほかの持病などを隠して一般の生命保険に加入したとしても、「告知義務違反」として保険金が支払われないケースがあります。
保険加入時には正直に告知を行うことが大切です。

引受基準緩和型保険や無選択型生命保険には支払削減期間が設定されているものもあります。
契約内容をよく確認してから、保険の加入を進めましょう。

糖尿病でも加入できる生命保険は各社から販売されていますが、その保険料や保障内容にはばらつきがあります。

あなたにぴったりの保険を効率よく探して加入するなら、保険のプロに相談するのがベストです。

当社保険相談ラボでは、これまで多くの相談を受けてきた歴戦のファイナンシャル・プランナーが多数在籍しています。
加入する保険に悩んだら、ぜひ一度、保険相談ラボにお問い合わせください。

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保険相談ラボ 編集部フィナンシャル・コンサルタント
2010年に保険代理店の会社を設立。個人・企業・自治体の損害保険や生命保険を取り扱っています。取扱保険会社は16社。マンション管理組合の保険や持病をお持ちの方の生命保険、相続の保険などを得意としています。